最後のイベント

今のお客さんへの支援で、最後のイベントが終了した。
1年半前に、提案書作って、予算確保して、技術検討して……。
本日、やっと終了。

いろいろ問題は残るものの、私の立場でやれる事はやったと思う。
力及ばずの部分は、上司からは経験不足からくるもので、技術習得は予想以上の
ものと言ってもらえた。
一番嬉しかったのは、お客さんのリーダーさんから、次の仕事のメドがついたら
戻ってきて欲しいと言ってもらえた事だ。

この仕事、お客さんからの信用を得るのが一番難しい。
信頼がなければ、常に中途半端な仕事しかわたってこないのだ。
逆に、信用してもらえれば、まとまった大きな仕事をお客さん先のメンバーと
同等以上の扱いを受けながら進める事ができる。
しかも、この信頼はコンピュータだけ触っていれば得られるものではなく、
お客さんの部署の運営、教育、協調、収支決算に対して貢献しなければ得られない。
4年目の吹けば飛ぶような小さい会社の社員が、日本を代表する国際企業の一部署
に対して貢献できた。
こんな「にやりがい」のある仕事だとは、今日になるまで実感できなかった。

今日は、飲まずにレッド・ガーランドを聞きながら、この喜びを噛み締めながら
コーヒーの薫りに身を委ね、ゆっくりと噛み締めよう。